気まぐれ書評No.1

 こんにちは!今日は、初めての書評を書いていきます!

 

とは言っても前回書評というかきっかけになった本を紹介しただけですが

 こちら↓

takasemana.hateblo.jp

 

今回は、完全に書評だけです!

 

今回紹介する本は、こちら

「本をつくる」という仕事 (単行本)

「本をつくる」という仕事 (単行本)

 

 

稲泉連さんの「本をつくる」という仕事  です!!

 

 

この本は、題名の通り本を作る仕事の紹介をされています。

 

本をどんな方法でどんな人たちの手の上で作られていくのか。

また、昔はこういう仕事や熱意、職人技が必要でした

 

 

ということがたくさん書かれています。

 

 

 私自身、本を読むことが大好きで出版関連の仕事に就きたいと考えたことが何度かあり題名に誘われて読んだ本です。

 またこの「本を作る業界」のことが分かるいい本ではないかなと感じました。

本を作るためにどれだけの熱意が込められて作られているのか、また昔の本の作り方を物語るものが多く現代の技術の発展や昔の本が作られるまでの過程、全て感動、感嘆する話がたくさんありました。

 

 

私が特に覚えているのは、装幀デザインの方のお話が書かれている部分です。

 

触れたくなる本を作る仕事

触れたくなる本って見たことあります?

今の時点では、私はありません。

 

読んで見たいと思うくらいで本の見た目は二の次程度で見ていたので「触れたくなる」という本ってあんまりないのではないかと思っています。

こちらでは、「漱石本」が触れたくなる本として紹介されています。

この方のお話も興味深いのでぜひ読んでいただきたいですね。

 

本一冊作るのに手間暇かけられて作られていると思うと本を手に取ると、今まで見て大切にしてきた本をもっと大切に扱えそうになれることがたくさん書いてありました。

 

 

もう一つ印象に残ったのが角野栄子さんとの対談の中で出てきた言葉の一部です。

 

「読者に向かって書こうと思うと偉そうになる。まず、自分が書いていて喜びを感じなければならない。」

 

物語に限らず、まず書いている自分がどういう気持ちで書いているかしっかり見つめないとただ言葉を羅列しているだけになってしまう。

物書きとしてやってはいけないことの一つとして覚えておこうと感じた言葉です。

 

 

 

これで今回の書評は終了です!

内容的には、少々古すぎると感じてしまう内容もちらほらですが今と昔を客観的に見るための良い本だと思います。

昔があってこその今なので、そのあたりのことも知っていても損はないと思います。

 

最後まで見てくださりありがとうございます!

気まぐれ書評不定期更新をお楽しみに(笑)

 

 

 

 

次回記事の更新は4月29日(日)です!お楽しみに!